フィナステリドがヤバイと言われる3つの理由!!

フィナステリドは古くから「ヤバい」位に生える!と言われ毛生え薬の決定版です。これは以前は美容系クリニックで密かに(高額)に処方されていましたがネット情報で多くの人に知られる事になりました。

そして、一般化する事で低価格化し「ヤバい」位に急速に普及しだした薄毛治療薬です。

これまで美容系クリニックなどでは美味しく金儲けが出来ていましたが、消費者が知識を付け、一般化(低価格化)する事で売り上げ減となっています。多くのクリニックが倒産にもなっています。
そのため、一時期、美容系クリニックなどは、この商売敵であるネット通販に対してネガティブ広告(通販は「ヤバい」)などを医師の視点として意見を拡散したりもしていたようです。

結局、これらの根拠の薄い商売敵への妨害行為はクリニックや病院自身の信頼を失う印象にもつながる事もあり、近年では頭の悪いネガティブ広告も減ってきたようです。

どちらにしても、「ヤバいフィナステリドの3つの理由と「その」対処法」について詳しく解説します。

何がヤバいハゲ治療薬なのか?3つの副作用から

何がヤバいハゲ治療薬なのか?3つの副作用から

フィナステリドの成分がヤバいと言われる理由として、以下の3つの副作用が説明書に記載されています。
初めに認識をしておいて欲しいのですが、あらゆるお薬には副作用が必ず存在します。
副作用と本来望まれる本作用は表裏一体なのです。
例えば、このフィナステリド成分は「前立腺肥大症」の治療薬として始まっています。その後、本来の目的と異なる抜け毛予防効果が副作用として確認され、主要な効果としてとなった訳です。


稀に発生する副作用であり一般的には気にする必要がありません。しかし、個人の健康状態、アレルギー体質など個々の状況によって予期しない副作用が発生する事も考えられます。

ある食べ物にアレルギーがある事もあるように、薬だけでなく日常生活の中で摂取したモノで身体に不調が出る事もあります。

1.性機能障害
ED(勃起不全)や射精障害が生じる恐れがある
2.抑うつ
うつ病が発症する恐れがある
3.肝機能障害
肝臓の数値が上がる恐れがある

フィナステリド製剤というとAGA(男性型脱毛症)の定番的なお薬です。その成分の実績がある大手海外メーカー製のフィナステリド同様に世界中で男性の薄毛治療に積極的に利用されています。フィナステリド製剤は男性型脱毛症への有効性が認められ、日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインにおいて強く推奨されています。

そのフィナステリド製品ですが、男性の薄毛の悩みを解消してくれる強い効果がある反面、処方箋薬の高レベルの高い効能なので副作用など期待しない効果がでるのではと心配されるのは当然になります。

「性機能障害」に関するヤバい考察

「性機能障害」に関する考察

以下の資料からも確認できるように、フィナステリドは薄毛治療には高い効果が確認できるが、同時に性機能障害のリスクを高めることを示唆しています.

日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでは、「フィナステリドを飲むと性機能障害の相対危険度が上がる傾向がある」記載あり。性機能障害については相対危険度が1.39(95% CI,0.99~1.95)とフィナステリド投与群がプラセボ群より上昇する傾向があるとしている。

つまり、フィナステリドの服用で性機能障害の傾向が見受けられた。

引用元:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

上記の根拠となる研究結果の資料から確認をしても「フィナステリドは髪の毛を増やす一方で、性機能障害のリスクを高めると報告されています。

引用元:男性型脱毛症に対するフィナステリド療法の有効性と安全性(2010)

フィナステリドはどの程度の危険性が有るのでしょうか?

フィナステリドは程度の危険性なのでしょうか?

フィナステリドには稀ではありますが性機能障害のリスクが存在するのは分かりましたが、それはどの程度の危険性があるのでしょうか?
また、性機能障害とは具体的にどのような障害なのでしょうか?

この「性機能障害」の主な症状は「ED(勃起不全)」とされています。
薄毛治療が必要な高い年齢層であれば自然なED(勃起不全)も発生しがちなので特に影響が感じやすいのかもしれません。
症状としては立ちにくくなるのかもしれませんが、フィナステリドを中止するほどではないかと思われます。

実際、心配でしたら勃起薬などで対策するのも手段の一つでしょう。
イメージとしては薄毛の原因である男性ホルモンに影響するため性欲が減退するのかもしれません。
飲み続けると性欲に影響する男性ホルモンが減ってきますので、性欲が強すぎる人には丁度良いのかもしれませんね。
飲むのを止めれば元に戻ります。

こちらのレビュー論文から、フィナステリドを飲むとやや勃起しづらくなると感じるけど中止する人は少ないとわかります。

Moderate-quality evidence suggested an increase in erectile dysfunction and a possible increase in the risk of any sexual disturbances.

根拠の質が中程度のデータではありますが、勃起不全の増加と性的障害のリスクの増加の可能性を示唆しています.

The risk of discontinuing treatment because of sexual adverse effects was similar to that of placebo.

性的な副作用のために治療を中止するリスクはプラセボ(疑似薬)と同様でした。

プラセボ(疑似薬)被験者と同レベルとあるので、副作用が発生する危険性としては「気のせい」程度で問題視する必要性は無いのかもしれません。
それでも、気になるようでしたら勃起薬などでメンテナンスするなどもご検討ください。

引用元:男性型脱毛症に対するフィナステリド療法の有効性と安全性(2010)

フィナステリドの副作用によれば、性欲減少の発現率1〜5%未満、勃起不全や射精障害の発現率は1%未満と書かれています。

 1〜5%未満1%未満頻度不明
過敏症  そう痒症、じん麻疹、 発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)
生殖器リビドー減退
(性欲減退)
勃起機能不全、 射精障害、精液量減少男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常 等)
肝臓  AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇
その他  乳房圧痛、乳房肥大、 抑うつ症状、めまい

参考:先発薬のプロペシアの添付資料

この資料を見ますと「性欲」の低下から勃起不全のような症状になる可能性があるのでしょう。

「抑うつ」に関する考察

「抑うつ」に関する考察

その他、気になる副作用としては「抑うつ症状」になります。

頻度不明とあると、本当に関係性があるのか微妙で稀な症状です。
抑うつ症状」を潜在的に持っている人が薄毛になりやすい等も考えられます。





 1〜5%未満1%未満頻度不明
過敏症  そう痒症、じん麻疹、 発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)
生殖器リビドー減退
(性欲減退)
勃起機能不全、 射精障害、精液量減少男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常 等)
肝臓  AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇
その他  乳房圧痛、乳房肥大、 抑うつ症状、めまい

参考:先発薬のプロペシアの添付資料

説明資料を見る限りでは「抑うつ」の症状は本当に稀なようです。
ですが、報告資料の例として、フィナステリド治療中に気分障害を発症した19名(男性14名、女性5名)がフィナステリドを飲み始めて9〜19週間後にうつ病を発症し、フィナステリド中止後に解消したと報告もあります。

この事例では「飲むのを止めたら改善した」とあるので不調を感じるようでしたら継続利用は止めた方がいいのかもしれません。

参考:男性型脱毛症に対するフィナステリドの投与に関連するうつ病(2002)

また、フィナステリドを処方された男性128名は治療開始前に比べて治療開始2ヶ月後にうつ病スコアが有意に増加したと報告されています。

参考:フィナステリドによるうつ病(2006)

また、別の研究ではフィナステリドを継続利用をすることで「うつ病リスク」が上昇した報告もあります。
うつ病には様々な要因が考えられるため、一概にフィナステリドだけが原因とは言えないかと思います。この試験データは「BDI(ベック抑うつ尺度)」という「簡単な質問を数値化して気持ちの状態を判定」する手法ですので、このスコアだけでうつ病と言っていいのかも疑問です。
別の観点では性欲の減退の副作用が意欲の低下を招き「うつ」傾向が出たりしたのかもしれません。また、勃起薬の普及で自殺率が低下したなどのデータもありますから性生活が低下が何か影響はあるかもしれません。

ですが、薄毛に悩んでいた人が発毛により外見に自身が持てるようになり、別の観点での生活への張り合いやなどが質の向上も期待できますので、薄毛が治った気持ちの変化を踏まえて判断したいですね。

「肝機能障害」に関する考察

「肝機能障害」に関する考察

フィナステリドに限らず殆どのお薬は肝臓にて代謝されるため、多くの薬の副作用にて肝機能障害の注意書きがされています。
これらはサプリメント、一般薬品から漢方でも考慮されるべきものですので、フィンステリド成分が特別に問題があるという訳ではないはずです。

ただし、注目したい点としては薄毛治療は毎日の服用をするので、少なからず、フィナステリド製剤が肝臓に負担をかけるはずです。
どちらにしても、急激な不調という事は考えにくいので、日頃からの健康管理は必要ですね。

参考としては、フィナステリドとミノタブを3週間服用した40代の男性に肝機能障害が発症した事例が報告されていますが、この事例では2つの製剤(フィナステリド1+ミノタブ5㎎)を毎日服用していたようです。

参考:フィナステリドとミノタブで肝機能障害が生じた事例報告(2018)

このどちらの製剤(フィナステリドとミノタブ)も長期服用が前提であるお薬ですので、問題が出た事例としては個人差がある問題ではあります。ですが、肝機能障害というのは症状は直ぐには現れないため、定期的な健康診断で異常がないかは確認が必要です。

肝機能障害とは、何らかの原因により肝臓が障害を受けて炎症を起こした状態をいいます。 肝臓に炎症を起こした状態であることから、一般に肝炎と呼ばれます。 いろいろな原因で肝障害は起こりますし、放置することで肝硬変や肝臓がん等に進展することもあります。

https://www2.nissenkai.or.jp/

定期的な健康診断で問題は回避できますね。

女性には使用禁忌なフィナステリド

フィナステリド同様にフィナステリド製剤は「女性や子ども」には使用が出来ません。
性格言いますとホルモンに影響するため、成長途中の乳児や子供、授乳中や妊婦の女性から胎児や乳幼児に悪影響を与える可能性があります。男の子のペニスが小さく奇形になったりしますので基本女性は利用しない事をおススメします。

フィナステリド製剤は前立腺肥大症の治療薬でもあるので一定に条件下では女性も利用が可能ではあります。

錠剤を分割服用する方などは注意をしたいのですが、砕けたり割れたりした成分が、男子を妊娠している女性や男の子の、口から入った場合、皮膚に付着して吸収された場合などでも、男の子の生殖器に異常を起こすおそれがあります。妊娠中の女性がプロペシアの有効成分に触れてしまった時には、医師に相談して下さい。

引用元:厚生労働省「プロペシアに関する注意喚起について」

フィナステリドは精液にも微量に含まれ危険視される人もいるようですが、精液の中の入りこむ微量なフィナステリドは治療に口に含むことが無ければ問題は無いでしょう。
それよりも血液の方が問題ですのでフィナステリドを服用中は献血はしない様にしてください。

フィナステリドの飲んでも心配いりません

フィナステリドの気になる副作用(性欲減退・勃起不全・肝機能障害、抑うつ、など)は一般的に高齢になった時に初めて気にしたい事例かと思われます。
日ごろから健康診断により異常がなければ問題はないですし、仮に何か不調を感じたら一時、服用を止めば問題は無いはずです。

また、性的な能力の低下に対しては、それが問題なのか年齢的なEDなのか恐らく判断はつかないでしょう。
ですので、バイアグラなどの勃起薬を飲んでみて症状が改善するのであれば、それは真正のED(勃起不全)では直接の関係は無いはずです。

服用で何か問題を感じるようなら止めるで良いはずです。

フィナステリドは通販か処方箋

フィナステリドは通販か処方箋

フィナステリド製剤で薄毛治療をする場合は、フィナステリド通販か病院処方の2択になります。

  1. 皮膚科又はAGAクリニック
  2. 個人輸入代行サイト

まず、余程の心配性な方でなければ、薄毛治療はフィナステリド通販がおススメです。
フィナステリドは大手製薬メーカー製ですので国内のジェネリックよりも信頼ができるかもしれません。

日本国内の医薬品でも価格競争となるジェネリック市場では違法な方法で製造されていた。

品用元:国内ジェネリックも信用できないですね?

情報弱者ならば病院がおススメ

病院がおススメ

それでもやはり安心安全なのは国内の病院処方なのか確実ではあります。
特にネットで情報を得られない人はネット通販は危険かもしれません。近年は取り締まりが厳しくもなり、少なくとも医薬品の偽物を販売している業者がネット社会では生きられなくなっています。ですが、それでもネットが上手く使えない人は、騙される傾向があるがネット社会になります。


このように、通販フィナステリドと病院処方のフィナステリド製剤は価格差が数倍~十数倍の違いがありますし、当記事を読めているのでしたら通販フィナステリドでも問題はないかとは思います。このフィナステリドは通販といっても海外の大手メーカー製でもありますし、このフィナステリド製剤は「1992年~」からの実績がある成分です。つまり、薬剤としては十分に問題点の洗い出しが済んでおりますので、未知の副作用や事故が起きる事はないはずです。

海外医薬品は自己責任での利用が前提ですので、もし新薬を海外通販で購入予定であれば、それは慎重に選択するべきでしょう。
近年で言えばコロナワクチンなどは、まだ未知の副作用がある可能性があるので、通販購入はお勧めはできませんね。

もし、新薬であれば入院すら必要な事故が起きる可能性がもありますので、その場合は、医薬品副作用被害救済制度などが使える国内薬品がいいのではないでしょうか。

日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品については、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。 しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。

引用元:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」

AGA治療では保険適用にならない点が一番の問題なのでしょう。
海外品でも長い実績にジェネリック品ならばリスクもなく利用が出来ますね。

通販フィナステリドのよくあるデメリット

通販フィナステリドのよくあるデメリット

AGAクリニックが広告主であるサイトを見ると通販フィナステリドに対比して以下のようなメリットが言われるのではないでしょうか。

1.偽造品を避けられる

2.副作用の対処ができる

3.健康被害が生じたら給付対象になる

確かに病院から医薬品を処方されれば何も悩むことなく医師に指導してくれるはずです。
ですが、インターネットから情報が得る事が出来る人にしてみれば、これだけの事で数倍から十数倍の費用を払い続ける必要があるのかという事です。

偽物についても一昔前と違い今では大手製薬メーカー製が正規ルートで入手が出来ます。
ご心配でしたら下記のサイトからご購入いただければ問題ありません。

また、国内医薬品で何か問題があれば給付金がでるとの話もありますが、条件としては入院が必要等、重度である必要があります。
しかも、ご自身で申請をしなければならないので、一般的に労力に見合わない保証なようです。却下される事もありますし、副作用と医薬品との関連性を証明するのも困難でしょうね。

少なくともフィナステリドの副作用は「起きても」軽微なモノですので、何か不具合を感じたら服用を止めれば自然に収まる程度の副作用ですからね。

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