フィナステリドが効かない?どうする?

AGA(男性型薄毛治療)を初めたが、フィンカ―を飲んでも効果を感じられない人も稀にいらっしゃるようです。
しかし、副作用の初期脱毛も全くなく、毛髪に何も変化が感じられない状態なようです。
もしフィナステリドは1錠5㎎で服用されているのでしたら、効果がないのは成分量など効果が弱かった等の問題ではないはずです。
このような場合は薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)ではないのかもし、もしくはお薬との相性が良くないのかもしれません。

では、このような場合にはどうしたら良いでしょうか?!

後頭部、側頭部の薄毛はデュタステリド

フィナステリドで効果がなければ、フィンペシアなどのフィナステリド製剤は同じように効果が期待できない可能性が高いです。
同様なジェネリックのフィナステリド製剤は、基本的には全く同じ成分です。
フィナステリド製剤のような成分が単体で販売されている場合は、異なるメーカー製品を選択しても違いはないはずです。
そこで選択して考えられるのが「デュタステリド製剤」になります。デュタステリドはフィナステリドと違い、後頭部と側頭部へも薄毛治療効果があります。

もし、薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)でしたら、デュタステリドもお勧めです。
こちらのデュタステリドはフィナステリド製剤同様に、抜け毛を予防するタイプの薄毛治療薬です。また、日本国内でも薄毛治療薬として承認されています。
*ちなみに、薄毛治療として認可されているのは世界中で日本と韓国だけとなっています。

デュタステリドは副作用もフィナステリドよりも多いように感じるところから、後頭部、側頭部以外の薄毛治療ならば必ずフィナステリド・フィンカ―をお勧めしています。

デュタステリドとフィナステリドの効能・効果の違い

上記でも説明したように、効果範囲の違いがあります。
後頭部、側頭部以外の治療ならば、フィナステリドを使用すれば間違いがありません。

効能としては2つの成分に違いはありません。以下で説明していますが、抜け毛の原因のDHTの生成を抑制するという点では違いが全くありません。

育毛・発毛力UPをミノキシジルで!

フィナステリドなどの抜け毛予防効果のお薬で治療効果が感じられない場合は、発毛・育毛で知られているミノキシジルも選択肢になります。

このミノキシジルは外用タイプと内服タイプがあります。
外用タイプがドラッグストアーでも手軽に入手ができるので認知度は高いと思います。この外用タイプは、頭皮に塗布するタイプですので、効果を実感できるまで時間と費用がかかるタイプでもあります。

効果の感じ方は人それぞれではありますが、もともと、このミノキシジルは服用タイプで発毛、育毛効果が発見されました。

しかしながら、服用タイプの体の内部から直接、毛根の血流を促進させ、毛根部分への発毛刺激を与えるので、効果が高いと言われていますが、同時に副作用としての体への負担も予想されています。

このミノキシジルは男性だけでなく女性にも発毛効果があるとして様々な薄毛の治療に利用されています。

ミノキシジル配合の外用薬には配合量をいくつかのものから自身の頭皮との相性に併せて選びます。オンラインネット通販では外用薬でなくミノキシジルの内服薬であるミノタブも購入できます。

AGA治療は早期治療が要

AGA治療は早期発見

フィナステリド(フィナステリド)やミノキシジル(ミノタブ)などの治療薬は、AGAの可能性が分かった段階で早めに使い始める必要があります。


治療開始のタイミングが遅くなればなるほどAGAの症状は進行します。
AGAの進行は毛根がダメージを受け続けることになります。

AGAの抜け毛の症状がある人の毛根では、「抜けて、生える」のサイクルが短く早くなります。

通常ならば1つの毛根が6年周期で「抜けて、生える」ですが、例えば1年周期であれば、6倍の速さで毛根の老化が進んでいるはずです。

肌の細胞が年齢として老化して固くなってくるのと同じように、毛根の細胞でも同じように「老い」が進行しています。
早期の段階でAGA治療を開始するのは、まずAGAの症状について学び自分の頭皮を観察する必要があります。

AGAに見られる主な症状は、前頭部の生え際が薄くなり生え際が後退してきたり頭頂部やその付近のつむじから毛が細くなったり、単純に日々の抜け毛が多くなったりします。

防御が最大の攻撃になる

AGA治療薬は前述したとおり、防御型のフィカーと攻撃型のミノタブがあります。 この2つの治療薬を併用して服用する方も多いですが、実はフィナステリドだけでもAGAの症状は改善される事があり効果は十分に期待できます


理由として、ジヒドロテストステロンを生成させる5a還元酵素Ⅱ型は生え際や頭頂部に多く分布する特徴があり、AGAに最も多く見られる薄毛のM字やO字は5a還元酵素Ⅱ型の分布と一致しておりこれだけを抑制すれば薄毛は改善に向かうからです。


因みに、AGAの原因となる物質ジヒドロテストステロンの70%近くが、5a還元酵素Ⅱ型により生成されています。


つまりは、まずAGA治療を開始する時には5a還元酵素Ⅱ型の動きを妨害するするフィナステリドのみだけから服用されることをおすすめします。


ただ、前述しましたが毛根が死んだ状態でのAGAの症状には効果が期待できませんので早期にAGAに気付き、ジヒドロテストステロンの過剰分泌をフィナステリドを服用し抑えることでAGAに対して劇的な効果が期待されるでしょう。