フィンカ―とフィンペシアの比較

AGA薄毛治療に効果があるお薬としてフィンカ―だけでなくフィンペシアも耳にしたことがあるでしょう。どちらも、男性系の薄毛治療薬でネット購入可能(個人輸入)です。
では、フィンカ―とフィンペシアのどちらを選択するべきかについては、結論から言うと多少の手間はかかってもコストを抑えたいのでしたら、「フィンカ―」です。

もちろん、効果は同じなのでフィンペシアでも良いのですが、意外とメリットが知られてないのがフィンカ―です。

フィンカーは詳細はこちらでも

フィンペシアとは

まず、フィンペシアは主成分がフィナステリド1mg配合の後発薬です。
AGA(男性型脱毛症)の治療に使われるプロペシア(MSD社製造・販売)と同じ成分です。早くから市場に出回っていたフィンペシアですので、知名度は高いかと思います。

大手製薬メーカのシプラ(Cipla)社が製造・販売しております。

海外では大手製薬メーカのシプラ社製です。

フィンペシアの効果

髪の毛にはヘアサイクルがあり、この髪の毛のサイクルとは「抜けて」↔「生える」が繰り返されます。その間に退行期、成長期、休止期などがあり、抜けてから同じ毛根から生えてくるには時間がかかります。そして、その中でも成長期が最も長い期間で2~6年ですが、AGA患者の人はこの成長期が非常に短くなっています。

AGA(男性型脱毛症)は男性の前頭部、頭頂部またはその両方の抜け毛が進行し薄毛になる状態のことを指します。
遺伝や食生活、生活習慣、男性ホルモン、飲酒、喫煙、ストレスなどが原因と言われていますが、症状としてはヘアサイクルの成長期が短縮し髪の毛がしっかり育たないため、薄毛が進行していきます。

様々な要因が関係しているようですが、そもそもが活性型男性ホルモンのDHTがヘアサイクルを乱すことが根本の原因と言われています。そこで、このフィンペシアなどのフィナステリド製剤はDHTの生成を抑えることでヘアサイクルを改善する薬剤です。

このように複数の主成分フィナステリド製品があり、また名称が成分名と似ている事から混乱されるかもしれませんが、全て同じ効能・効果です。

フィンペシアも以下のフィンカーも成分名は同じです。
製造メーカーとパッケージが異なりますが効果、効能は全く同じです。

フィンカ―とは

そしてフィンカーとフィンペシアですが、どちらも同じフィナステリド製剤であり、どちらもシプラ社が製造・販売しております。同じメーカーで、同じ成分のお薬なのに、ことなるパッケージなのは変ですね?!
ここでは、先に結論からいいますとフィンカーは1回あたりの単価が非常に安い
つまり、コスパが最高の薄毛治療薬です。ここでいう単価とは1錠当たりではなく、1回あたりという点に注意をしてください。

この最安値の理由はフィナステリドの含有量の違いです。

フィナステリド製剤

・フィンペシア:1mg/錠

・フィンカ―:5mg/錠(←通常の5倍の成分量

フィナステリドの最大摂取量は1mg/日となっていますので、フィンカ―を選択する場合は1/5以下に分割できます。

こちらのフィンカ―販売ページを参考にすると、200錠/箱ですので、5等分すると1,000回/日分になります。

分割するのは面倒ではありますが、安価にAGA治療をしたい方には一番のお勧めになります。

お薬は1錠あたりの単価で価格が決定しがちですので、1錠あたりが高濃度で分割前提でりようされれば、1回あたりのコスト低くする事が可能です。

フィンカ―は分割しても大丈夫?

医薬品において分割すると期待した効果が得られない、危険と言われる場合があります。
これは、医師や薬剤師などは簡単な説明では錠剤の分割は推奨しないといわれるでしょう。世の中には正しく説明が理解できない人、手先が不器用で、正しく分割ができない、カッターで手を切ってしまう等があります。気難しい患者ならばクレームマーにもなりかねないですからね。医師や薬剤師として責任回避としては「全てのお薬は分割は非推奨」が正解な回答なんでしょうね。

ですが、結論を言いますと、錠剤は「分割」が可能で、そして稀に「分割NG」の錠剤があるとされています。
少なくとも、フィンカー(フィナステリド)は分割可能な成分です。
参考資料:お薬(錠剤)を分割しても良いのでしょうか?
以下、参考の錠剤タイプ

タイプ説明
素錠(そじょう)錠剤の表面にコーティングはされていません。
フィルムコーティング錠光で分解され効果がなくなるため表面にコーティングがされています。また、苦味や刺激がある薬、吸湿性が高い薬にも使用される。
糖衣錠同上
腸溶(ちょうよう)錠胃への負担が大きな場合や、胃酸に弱い薬は、腸で溶けるように表面に特殊なコーティングがされています。
口腔内崩壊錠(OD錠)口の中で溶かして服用可能な薬です。
徐放性(じょほうせい)錠薬の成分が徐々に放出されて、長時間の効果が期待できるように設計されている薬です。
割ることによって、薬の成分が徐々に出てくる設計(徐放性と言います)が壊れてしまいます。
期待された効果が得られないばかりでなく、副作用の発現リスクも上がってしまいます。

フィンカ―は特に特殊なコーティングはされていません。飲食の影響も特に受けないので応用範囲が高いお薬です。

ちなみに、フィナステリドとサプリメントを混ぜ、再度錠剤にした「オリジナルAGA治療薬」を販売しているクリニックもある位です。

AGA(薄毛治療)は一生続きますので、出来る限り経済的に行きたいのでしたらフィンカ―が最安値なのはフィンペシアとフィンカ―の値段を比較してもらえれば一目瞭然です。

手軽さならばフィンペシア1mg/日でしょうか。

フィンペシアもジェネリックでとても安価ですので、分割服用が面倒であれば1錠1㎎タイプを選択されても良いのではないでしょうか。

同じ成分のフィナステリド製品

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