「フィナステリド」知らないと損するメリットとデメリット


フィナステリドは自身をもって進められるAGA(男性型脱毛症)のハゲ薬です。メリットばかりのお薬ですがデメリットについても知っておいてください。

薄毛は諦める必要はなく、いつからでも何歳からでも治療が始められます。程度の差はあれ薄毛の改善が見た目に与える影響が如何に大きいかを感じる事が出来ます。既にハゲ散らかっている頭でも実は毛根が生きているかもしれません。
これは、AGA患者は産毛の状態でも毛髪が成長する前に抜けてしまう症状なのですが、それでも一生懸命に再生をしていますが、早々に抜け落ちているだけかもしれません。
特にその症状がでる場所が、頭頂部とオデコの生え際なのです。

そんなフィナステリドを強く推奨をしたいのですが、もちろんデメリットもあります。

「フィナステリド」薄毛通販は危険?!

フィンカ―などの医薬品の通販では偽物などの可能性があり危険と噂される事もあります。
このフィナステリドはジェネリック品で、かつ海外製であるので「品質が悪い」「効果が低い」などと高い先発薬を買わせようとする広告が目につくのではないでしょうか。
確かに先発薬品は新薬を開発したメーカーですから、医薬品に関する技術、研究力があり優れているかもしれません。
そして、優れていると思われているブランド力があるかもしれませんが、医薬業界でのブランド力はジェネリック市場においては、ほとんど意味がありません。ましてや薄毛治療を通販で行う場合は特に。

よくあるブランド商品は、生産コストに対して高い付加価値を付けられます。

例えば、ブランドのバックが作られる条件としては以下のようなモノがあります。

一流の職人(技術)
最高の材料
歴史、実績(ブランドのロゴ)

通販でブランドバックを購入する場合は、「三流の職人」が「中品質の材料」などの製品が届けられて「偽物」だったりするでしょう。

ですが、薄毛治療薬などの医薬品のジェネリック品というのは、同じ成分を同じような機械でお薬を製造するため違いが差異が生まれにくくなっています。ましてや、後発で発売されるジェネリック品であれば、先発品よりも優れた製法や機械で製造されている場合もあります。

正規ジェネリックメーカー
ジェネリックメーカーも正規メーカー

このフィンカ―は先発薬のプロペシアのジェネリックで正規の後発薬品が大手製薬会社から発売されています。
先発薬としてはプロペシアという製品がありますが、特にブランドとしての知名度や品質が優れている訳ではないのでヤバい「偽物」自体が通販マーケットが発見させる事はまずないでしょう。

そして、このフィナステリドは大手インド製薬メーカーのシプラ社の正式な医薬品で、世界一の人口を持つインド国内だけでなく、世界中で利用され、効果だけでなく安全性も確認されています。日本の人口以上の世界ユーザが利用しているのフィナステリドなのですから、変な先発薬よりも信頼性が高いのではないでしょうか。

「フィナステリド」は日本皮膚科学会も効果を認めた

そして、フィンカ―の成分は「フィナステリド」は、これは医薬メーカ及び日本皮膚科学会が薄毛治療に効果があるとし、「強く勧められる」と発表しています。

2010年度の日本皮膚科学会が公表した円形脱毛症診療ガイドライン参照。
*「日本皮膚科学会 ガイドライン 2010年2017年
フィナステリドと同じ有効成分フィナステリドを含有したプロペシアが5段階評価中の最大値Aの評価を受けています。

それなりに権威がある団体からの推薦で、医薬品の成分の有効性が外部機関から証明されているのです。

フィンカ―の成分(フィナステリド)の効果を信頼するには十分な根拠ですね。

フィナステリドのメリットをまとめると以下のようになります。

発毛への有効性が認められている
ジェネリック医薬品の為、価格が抑えられている安い
薄毛の進行への抑止効果に信頼性がある
外用薬と異なり散布の手間や、ヘアースタイルを気にせず利用できる

もちろんデメリットも考えられるので考察しましょう。

「フィナステリド」のデメリットとは

やはり、医薬品ですから考えられるデメリットが考えますと

効果が出るまでに時間が必要(ゆっくり発毛する)
一生、継続服用の必要があり(服用を止めれば再発)
副作用の心配がある(医薬品ですので一定の副作用の懸念あり)
発毛促進をするわけではない(抜け毛を予防)
献血ができません

特に考慮すべき重要な点は、フィナステリドは「脱毛阻害薬」であって、「発毛促進剤」ではないということです。

フィンカ―は薄毛原因酵素の働きを阻害

元々、フィナステリドの有効成分(フィナステリド)は前立腺がんの治療薬として世に出てきました。

この前立腺がん治療の過程で発見されたのが、脱毛抑制の効果です。
この脱毛予防効果への気づきは、AGA治療における大事な流れであるテストステロンの5α還元酵素によるジヒドロステロンへの変換、アンドロゲン受容体への働きかけという一連の流れを解明する大きな手掛かりとなりました。

フィナステリドは5αリダクターゼによるテストステロンの還元を抑える医薬品ですが、症状に改善が見られないAGA治療患者の場合は脱毛の阻害のみだけでは薄毛からの回復には至らない可能性があります。現在はフィナステリドで脱毛を抑制しつつ、ミノキシジルを使用した発毛治療を並行して行うスタイルが主流になっています。ですからAGA治療でフィナステリドだけを飲んでおけば大丈夫、というわけで決して無いので注意が必要です。また、フィナステリドには副作用がいくつかありますのでそれらを考慮する必要があります。

フィナステリドの副作用

肝機能障害
EDや精子の成分等、性に関する障害
ポストフィナステリド症候群
頭痛、胃痛、胃の違和感

一般的にフィナステリドの副作用は少ないとされています。

副作用は国内臨床試験時において、1mgのフィナステリドで頭痛、胃の不快感、性欲減退などがおよそ5%程度の被験者に認められました。しかしながら、この副作用が現れた確率は、有効成分の入っていないブラセポ※1で起こった副作用の頻度と同程度です。重大に考慮する必要はありませんが、「医薬品には副作用がある」、そして個人差があるということを理解した上で服用を始めるのは大切です。
※1 ブラセポ:偽薬。有効成分が一切含まれていない薬。比較として被験者に投与される事がある。

特に女性にとって、フィナステリドは禁忌となる薬剤になります。家族など同居されている方に女性がいる場合は最新の注意が必要です。

性欲は減退するのか?

副作用として気になるのが「性への副作用」
薄毛ではあるが、将来、勃起不全になるのでは?
フィナステリドの有効成分であるフィナステリドが男性ホルモンに影響するとのではという事から、「性欲が減退につながるんどえは?」という声が聞かれれます。ですが、フィナステリドの作用機序を参考に考えると、性欲減退を引き起こす可能性は極めて低いとされます。
臨床試験中に稀ではありますが、射精障害、性欲減退などが挙げられていますが、それが本当にフィンカ―が由来するモノかは明確ではありません

フィナステリドは、基本的にDHTの生産を抑制する働きをするものであり、性欲に関するテストステロンの生産は低下させることはありません。

フィンカ―の初期脱毛は必ず起きます。

初期脱毛は薄毛の進行が重度な人ほど初期脱毛に敏感かもしれません。
ですが、フィンカ―の発毛効果が高い人ほど、初期脱毛が起きやすいと言われています。
この症状は初期脱毛という現象で、具体的に抜ける毛は、個人差がありますが1日に50本~200本です。
日頃の自然な脱毛と比べても、通常の方でも多い日で100本抜けることもあり、50本~200本というのはとても多いわけではありません。

この初期脱毛は、フィナステリドの服用から2ヶ月を過ぎたころに収束します。
*新コロナにおけるホームワークの今ならば気づかれない薄毛治療の好機では無いでしょうか。

初期脱毛は「抜ける予定」の悪い状態の毛髪が抜け落ちている状態です。
これは副作用というよりは、「効果」が出ている状態です。
効果がなければ初期脱毛は発生しませんので、焦らずに継続してフィナステリドを服用し、初期脱毛の時期を乗り越えて下さい。